大塚製薬は、男性向けスキンケアブランド「UL・OS(ウル・オス)」の新商品として、「薬用スキンウォッシュ」の大容量ポンプタイプ500mLと、詰替パウチを発売した。今春に300mLタイプを発売しているが、小売店頭における男性用洗浄料の販売で第3位(インテージ調査、4~9月分)となったほか、大容量や詰替パウチのニーズが高いことから、さらなる大容量タイプを投入した。
「UL・OS」は、主にミドルエイジ層の男性に向けて、肌の健康を提案するスキンケアブランドで、保湿(スキンローション、スキンミルク、スキンクリーム)、UVカット(日焼け止め)、洗浄(薬用スキンウォッシュ)の3ラインを発売中。
このうち「薬用スキンウォッシュ」は、顔も体も1本でサッパリと洗い流すことができる薬用洗浄料。殺菌剤のシメン‐5‐オール、消炎剤のグリチルリチン酸の二つの有効成分の配合によって、肌を洗浄・殺菌・消毒し、体臭や汗の臭い、にきびを防ぐ。泡立ちと泡もちがよく、泡のクッションが持続するので、肌に負担をかけない。
9種類のエッセンシャルオイルを配合し、ハーバルミント系の香りの爽やかな天然香料を使用している。着色料や合成香料・防腐剤も無配合で、洗い流した後も、つっぱり感が残らない。税込み希望小売価格は、本体(500mLポンプタイプ)1155円、詰替パウチ(420mL)893円。
大塚製薬が今年7月、20~60代の男性約500人を対象に行った、洗浄料に関する調査では、洗浄料利用者の3人に2人は、500mL以上の「大容量タイプ」を使用し、初めて購入する人の約半数が「小容量タイプ」を選択していた。また最近は、男性も家族共用の洗浄料とは別に、個人使用の商品を購入する傾向も増えている。そこで同社では、300mLでUL・OSの使用感を試してもらい、使いやすく継続的な利用に適した大容量タイプのユーザーにつなげていく提案を推進していく。