
グート新社長
バイエル薬品の代表取締役社長に16日付で、セバスチャン・グート氏が就任した。13日に開いた取締役会で、11月の内定通りに決定した。
グート氏は1974年、ドイツ生まれ。01年にシエーリング社に入社後、アジア中東地域のスペシャル・プロジェクト・リーダーに就任。02年にはマレーシア/シンガポール/ベトナム・シエーリング社のマネージング・ディレクターに就任した。その後、欧州地域の戦略事業開発責任者を経て07年、トルコ・バイエル代表、バイエルヘルスケアトルコ代表、バイエル・シエーリング・ファーマトルコの責任者に就いていた。
グート氏は、バイエル薬品は「今後、さらなる飛躍の機会に恵まれている。開発パイプラインが豊富で、全社一丸となって日本のアンメット・メディカル・ニーズに応えようという強い意志を持っている」と述べ、「成功をさらに積み重ねる機会が持てることを大変光栄に思う」としている。