日本チェーンドラッグストア協会(JACDS、寺西忠幸会長)主催による第11回「JAPANドラッグストアショー」が、3月11~13の3日間、千葉市の幕張メッセで開催される。今回も、面分業を強く打ち出したテーマブースや、ヘルス&ビューティ情報ステーションで環境配慮型ドラッグストアの模擬店舗を設営するなど、多彩な企画が用意されている。
メインテーマは「セルフメディケーション新生活~ドラッグストアがみんなの笑顔を応援します」。7日現在で、300社1100小間の出展申し込みがあり、実行委員長の櫻井清氏(丸大サクラヰ薬局)は、「昨年は317社、1167小間だったが、今年はこれを超える予定だ」としている。来場者は約13万人を見込んでいる。
ドラッグストアショーでは、「ヘルスケア」「ビューティケア」「サプリメント」「フーズ&ドリンク」「シニアライフケア」「調剤システム・医療用医薬品」など12ゾーンでの展示が予定されている。
また、イベントとしては、「テーマブース2011」「新商品コレクション2011」「ヘルス&ビューティ情報ステーション2011」「全国うまいものフェア2011」「企画セミナー」「お楽しみ抽選会」「お弁当コーナー」などを企画している。
特に今回は、面分業が強く打ち出し、「テーマブース2011」で「面分業調剤ゾーン」が設け、面分業推進を図るための解説などを行うことにしている。また、「シニアライフゾーン」では、介護制度の解説や手引き、活用法について紹介される。
また、「ヘルス&ビューティ情報ステーション2011」では、“B to Bコーナー”として「環境配慮型ドラッグストア・リアル店舗の設営」を行う。同店舗では[1]環境対応コーナー(環境対応エコショーケース、LED照明、太陽光発電、エネルギー統合管理システム、電気自動車急速充電器、壁面緑化、駐車場遮断塗装)[2]店舗アメニティコーナー(最新型化粧室、エアー防塵マット)[3]シニアライフケアコーナー(福祉介護用品・用具モデル売り場、福祉介護に関するパネル展示)--といった3コーナーを設置する。
さらに、“B to Cコーナー”では、全国のパワースポットの写真を展示した「パワーアップゾーン」を設けるほか、「女子力向上ステージ」「男子力向上ステージ」などを設ける予定だ。
企画セミナーでは、薬剤師や業界関係者に向けたビジネスセミナーと、一般生活者向けのヘルス&ビューティセミナーが企画されており、関心の高い多彩な話題が取り上げられる。