日本医薬品登録販売者協会(鎌田伊佐緒会長)の8番目の県支部として、「群馬県登録販売者協会」が設立した。1月31日に高崎市のホテルメトロポリタン高崎で設立総会が開催され、初代会長には江黒純一氏(クスリのマルエ代表取締役)が就任した。設立総会には来賓として、群馬県から健康福祉部薬務課参事兼課長の儘田健一氏が出席し、協会の研修等への取り組みに期待を寄せた。
設立された群馬県登録販売者協会では、県内で勤務する登録販売者の資質向上と地位向上に取り組み、登録販売者への総合的支援を通じて、社会に貢献することにしている。その実現に向け、「継続研修の開催」を中心的な事業として行っていく。
事業としてはそのほか、▽群馬県等行政との連携と協力体制の構築▽登録販売者の活用と地位向上のための意見具申▽医薬品販売等の改善点等の意見具申▽日登協および関係団体主催の各事業への参加‐‐などを掲げている。
設立時の法人会員は、飯塚薬品、ウエルシア関東、クスリのマルエ、クリエイトエス・ディー、スギ薬局、マツモトキヨシホールディングスの6社。役員には江黒会長のほか、副会長に永田久幸(ウエルシア関東取締役)、理事に須永敏久(クスリのマルエ薬事・調剤事業部部長)、監事に館野純一(マツモトキヨシホールディングス営業企画部次長)の各氏が就任した。
日登協の県支部は昨年7月の静岡県を皮切りに、東京都、神奈川県、茨城県、千葉県、埼玉県、大阪府で設立されている。