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被災と長期実務実習

2011年04月08日 (金)

◆ふと人生を振り返ると、少々“やり残した”ことはあるもので、年齢を重ねるほど、後悔の念に駆られることもある。誰でもそうしたことはあるだろう。いま、遠い過去に思いを馳せるまでもなく、残念な思いをしている学生たちがいる
◆東日本大震災から早1カ月。既に死者数は1万2000人を超え、まさに未曾有の大災害となった。何事もこれと比べるべくもないかもしれないが、長期実務実習の第3期目に当たった学生らには、大きな影を落とした
◆東北地方、さらには関東地方でも、残り約2週間というところで、多くが“中断”となった。その後の不安定な環境の中、既に今年度の実習をどう進めるかに、関係者は頭を悩ませているようだ
◆被災に当たって文部科学省は、単位の扱いは各校「弾力的に」と通知。薬系大学では、多くが実習を中止とした。確かに不運というほかはないだろう。ただ、受け入れ機関側では希望学生の“補習”には弾力的な対応の意向を示しているのが救いだ。



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