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“ピカ新” 続々

2011年05月20日 (金)

◆今年に入り日系製薬企業の開発による“ピカ新”が続々と登場している。エーザイの抗癌剤「ハラヴェン」、第一三共の抗凝固薬「リクシアナ」、帝人ファーマの痛風・高尿酸血症治療薬「フェブリク」。いずれも将来のブロックバスターとして期待されている
◆さらに4月には、国産の抗体医薬が承認申請された。協和発酵キリンの抗CCR4抗体「KW‐0761」は、ADCC活性を高めるポテリジェント技術を用いた自社抗体で、少ない投与量で高い薬効を発揮する。日本発の抗体医薬がグローバルに飛び出す日も間近だ
◆もともと日本は、ものづくり技術を得意領域とし、産業の発展を支えてきた歴史がある。また、日本の製薬企業が規模に勝る海外のメガファーマと対抗するには、研究開発力で勝負するしかない
◆「新薬の開発確率は約2万分の1」という言葉は、研究開発費比率が全産業で最も高い製薬産業の特徴を言い表している。業界内で創薬技術を競い合い、新薬開発の成功確率を高め、世界をリードしていくことを期待したい。



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