◆日本が開発を進めている京速コンピュータ「京」が、世界のスーパーコンピュータをランクづけする第37回TOP500リストで、第1位を獲得したことが発表された。日本の技術の高さが示されたことは大変喜ばしい
◆「京」は文部科学省の事業として、理化学研究所と富士通が来年11月の共用開始を目指して開発している。高性能・低消費電力CPUを搭載した800台以上の計算機筺体を、超大規模接続可能なネットワークで接続した構成をしているという。性能は8・162ペタフロップス(毎秒8162兆回の浮動小数点演算数)という世界最高水準を達成している
◆こう書くと、何が何やら分からないが、とにかく膨大な情報を素早く処理できるらしい。地球環境変動の解明・予測、バイオインフォマティックス、素粒子・原子核物理、核融合シミュレーション、マクロ経済予測など応用分野は幅広い
◆「世界2位ではダメなんですか!」の言葉は遠くなったが、やはり技術創造立国を目指す日本には“第1位”が似合っている。
8・162ペタフロップスで世界1位に
2011年06月27日 (月)
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