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太田胃散は3月6日、2種類の整腸作用を持った生薬を配合した「太田胃散整腸薬」を発売する。160錠1449円、370錠で2814円(税込み)
整腸作用を持ったゲンノショウコやアカメガシワのエキスで、小腸や大腸の運動機能を正常化させ、軟便や便秘といった症状を改善する。整腸生菌であるビフィズス菌やラクトミン、酪酸菌により、小腸、大腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善するほか、健胃作用のあるゲンチアナを配合することで腸への負担を軽減する。
CMにはタレントの中井美穂を起用。ポップやパンフレットを使用した店頭宣伝のほか、同製品の認知度を上げるためにサンプルの配布も行う。
同社によると、整腸薬の市場規模は190億円。新製品や既存製品の売り上げの増加などによって拡大傾向にあるという。同社は、その市場動向をにらみ、胃腸薬メーカーとして整腸薬市場にも参入、今回の新製品発売で、胃から腸という消化器官をサポートできる製品を揃えることになった。売り上げ目標は明かしていない。