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透明性の高い関係を

2011年9月30日 (金)

◆日本製薬工業協会が公表した透明性ガイドラインを受け、企業活動のあり方が大きく変わろうとしている。ただ、公開対象が研究費や寄付金、講師への謝礼、講演会費用など幅広いのに、どうもMRの接待ばかりがクローズアップされすぎているのが気になる
◆もっと不透明で莫大な資金がつぎ込まれている研究費のあり方こそ、新薬や既存薬のデータの信頼性という根本的な問題を突きつけているはず。最近は医師や研究者側にも利益相反への意識が高まってきたが、今回のガイドラインでも企業から財団への寄付から迂回した「研究費」の扱いなど課題は残されている
◆MRの接待で患者への処方が歪むのは、もちろん問題だが、それ以前に、不明朗な資金が投入されて都合のいいデータが作られ、無意識に患者に処方されることの方が問題だ
◆もともと公的な研究費が少ない日本の状況を考えれば、企業からの資金提供は必要だ。だからこそ、社会に広く開かれた形で、透明性の高い関係で資金提供を受け、研究を進める方向を目指すべきである。




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