厚生労働省は、昨年7月現在の選定療養の状況を取りまとめた。差額ベッド代の徴収を届け出ていたのは25万0779床で、届出医療機関の総病床の19%を占めた。1日当たり平均額は前年と同水準の5828円だった。部屋の種類別の平均は、個室が7558円、2人室が3158人、3人室が2774円、4人室が2485円。最高は18万9000円、最低は35円となっている。
また、紹介状を持たずに200床以上の病院を受診した場合の特別料金の届出は、初診が1202施設で、平均1966円、最高8400円、最低105円だった。再診が109施設で、平均868円、最高4200円、最低210円だった。
このほか予約診療は400施設で平均額1317円、時間外診療は233施設で平均額1134円、180日超入院は3392施設で平均額が1804円となっている。