【新製品】新型装置を開発‐生産時間40%削減へ パウレック

2011年10月14日 (金)

 錠剤コーティング装置で知られるパウレック(兵庫県伊丹市)はこのほど、混合効率、コーティング効果を極限まで高めた新型錠剤コーティング装置「パウレックコーター エボリューションシリーズPRC‐EVO」を開発し、製薬工場向けに発売した。

 パウレックコーターは、2004年8月から販売している同社の主力錠剤コーティング装置。通気式10辺形傾斜型ドラムを採用したフィルム・シュガー兼用装を強みに、これまで80台以上の納入実績を持つ。

 今回の新装置は、ノズル本体にリターンバルブを内蔵した新型ノズルも採用。傾斜型ドラムとスムースムーブバッフルにより、混合性能を飛躍的に改善したほか、ドラム構造、設計・加工方法を見直しドラム内通気抵抗を約20%低減するなど、フィルムコーティング錠の生産時間を40%削減している。



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