厚生労働省が3日にまとめたインフルエンザ発生状況によると、1月29日までの今年第4週の患者数が、定点医療機関1施設当たり35・95(患者報告数17万7290)で、昨シーズンの最高値(2011年第4週定点当たり報告数31・88を上回った。前週の22・73人と比べても大幅に増えている。
定点医療機関からの報告をもとに、この1週間で定点以外を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると約173万人で、約111万人だった前週から5割以上増えた。
2011年第51~12年3週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多い。