ドラッグストア大手のキリン堂は、100%子会社のニッショードラッグを8月16日付で吸収合併すると発表した。キリン堂を存続会社とし、ニッショードラッグは解散する。
今回の吸収合併は、キリン堂グループの小売部門の事業統合により、営業施策の一層の徹底や経営資源の再配置等を図り、効率化を進めることが目的。ニッショードラッグの店舗屋号「サーバ」は、合併後も使用する。
現在、両社は関西エリアを中心にドラッグストア310店舗を展開。連結売上高(2011年2月期)は1004億6500万円。
このほか、キリン堂では1日付で組織変更を行い、組織機動性と新分野への取り組み強化、グループ総合力を高めるため「経営統括本部」「営業本部」「医療事業本部」「海外事業部」を、それぞれ新設した。また、16日付で、以下の通り役員委嘱事項を変更する。専務取締役経営統括本部長井村登、常務取締役営業本部長寺西豊彦、取締役医療事業本部長木原康博、取締役海外事業部部長平野政博