TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【日本新薬】断酒補助剤の承認を申請

2012年03月30日 (金)

 日本新薬は27日、アルコール依存症の断酒補助剤「NS‐11」(一般名:アカンプロサートカルシウム)の製造販売承認を申請した。

 同社が2003年に海外から導入し、国内で開発を進めてきた。10年5月に厚生労働省から医療上必要性の高い未承認薬として開発の要請を受けた。既に欧米など約30カ国で販売されている。

 国内のアルコール依存症患者は推定で約80万人。これまで抗酒薬以外に薬剤が存在せず、新しい薬剤の開発が待ち望まれていたという。

 国内で実施された臨床試験において同剤は、カウンセリングなどの精神療法や自助グループへの参加をは
じめとした心理社会的治療の補助として使用することによって、プラセボ群に比べ有意に高い断酒の成功率を示すことが確認された。

 中枢神経系に作用し、アルコール依存で亢進したグルタミン酸作動性神経活動を抑制することによって、飲酒に対する欲求を抑えると考えられている。

関連リンク


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術