小宮山洋子厚生労働相は17日の閣議後会見で、薬事行政を監視・評価する法律に基づく第三者組織の設置について、超党派の議員立法で対応してもらいたい考えを明らかにした。
民主党厚生労働部門会議の薬事法小委員会では、第三者組織を議員立法で創設する案が2月に浮上していた。
小宮山氏は会見で、法案の国会提出時期について「議員立法としてこの国会に提出されるということは全く否定しているものではない」と指摘。さらに、「政府として取り組めればいいが、いろいろな経緯もあり、超党派の議員立法でやっていただくことが良いということを私からも議員に話して、今はそこの動きがあると承知いる」と述べた。