安全基準値を超えるクロムを含有するゼラチンカプセルが中国で流通しているとの報道を受け、厚生労働省が国内の実態把握を開始した。
同省医薬食品局は関係課長の連名通知を19日付で発出。国内使用の可能性は「現時点では不明」とした上で、製造販売業者から報告があった場合には速やか監視指導・麻薬対策課へ連絡するよう都道府県へ要請した。
製造販売業者は製造業者らと連携して中国で問題となっているゼラチンカプセルを使用していないか確認し、使用が判明した場合には、品質・安全性を確保し、速やかに都道府県へ伝える。