京都府医薬品卸協会はこのほど、京都市内で通常総会を開き、嶋路博昭会長の退任に伴い、新会長に村上淳二氏(メディセオ京都支社)を選任した。
総会では、2011年度事業・収支決算報告、12年度事業計画・収支予算などの議案が承認された。12年度収支予算は、1040万2000円。
事業計画は、▽流改懇において取りまとめられた「医療用医薬品の流通改善に当たって取引業者が留意すべき事項」の実現に努力する▽新薬価制度の導入等により医薬品の価値に見合った単品単価取引を推進する▽新型インフルエンザ・パンデミック時における医薬品卸業の社会的使命を果たすため、京都府・京都府医師会と連携し対応する――など7項目の事業を実施する。
あいさつに立った村上新会長は、「医薬品卸を取り巻く環境は厳しく、今回の流通改善に向け、当たり前のことを当たり前にできるように取り組みたい」とし、会員各社に協力と理解を求めた。
役員は次の各氏。
会長=村上淳二、副会長=荻野雅彦(アルフレッサ京都営業部)、常務理事=小西規之(京榮薬品)、理事=小林正幸(スズケン京都営業部)、森崎宣明(合同東邦京都営業部)、監事=余田武則(ケーエスケー京都営業部)