◆住まいの近くに店舗がないことで、普段の買い物に困る地域が全国的に増えているそうだ。暮らしを賄う買い物を支援するため、大阪府内の某所においても市民生活協同組合が行政の委託事業として、移動販売車の運行を始めるという
◆この「コープのお買い物便」は、大型冷蔵庫を備えた2トンの移動車で、毎週決まった曜日、時間に食料品から日用雑貨まで約1000品目の生活必需品を届ける。実際に商品を手に取って買い物ができるのも特徴だ
◆都市部に比べて地方では少子高齢化が進み、市場が縮小傾向の地域もある。単独での生き残りが難しくなった中小零細小売業が、同業大手に買収されることも珍しくない。しかし、過疎地に販路を求める動きも出ている。人口密集地とは違い、確実に需要を取り込めるからだ
◆道内のへき地に出店するサッポロドラッグストアーや、ココカラファインでは生協や農協の宅配網を活用した販売を展開するという。ドラッグストア空白地に新たな需要を掘り起こす動きも、今後は注目したい。
宅配の可能性
2012年06月22日 (金)
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