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「統合失調症」治療から予防へ

2007年04月04日 (水)

◆ヘルスケアに対する関心の高まり、メタボリックシンドロームの概念を取り入れた健診・保健指導が保険者に義務づけられるように、医療が治療から予防に向かって大きくシフトしようとしているが、このような流れは精神疾患の領域でも浸透しつつあるようだ
◆先月開かれた日本社会精神医学会では、統合失調症患者の脳に認められる形態学的な特徴を把握することで、予防を含めた早期発見・治療に役立てようとする研究結果が報告された。統合失調症は、初期の段階で本人に治療意志のある場合は外来で治療可能だが、治療開始までに時間がかかってしまった場合などは、入院が必要となるためだ
◆統合失調症を発症した人では、側頭葉、前頭葉、前頭葉の内側面などに大きな形態的変化が認められるが、アットリスク精神状態(精神病に発展するリスクの高い精神状態)に止まるような人は、変化の度合いが小さいといった特徴があるという
◆ただ、こうした研究はまだ始まったばかりで、症例数が少ないのが難点だ。さらなる症例数の積み重ねにより、予防や早期発見、予後の判定に役立つことを期待したい。




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