DPP‐4阻害薬を獲得
大塚製薬と協和発酵キリンは6月29日、糖尿病領域と癌領域で戦略的提携を行うと発表した。協和キリンは、大塚が日本で承認申請中の糖尿病治療薬「サキサグリプチン」の国内独占開発・販売権を獲得。また大塚は、協和キリンが開発中の癌領域の品目について日本とアジアで提携し、それぞれ腎領域と癌領域の強化につなげる。
癌領域は日亜で協力
今回の合意により、協和キリンは、DPP‐4阻害薬「サキサグリプチン」について、大塚が米ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)から獲得した国内独占的開発・販売権を譲り受ける。一方、大塚は協和キリンから、契約時30億円、承認時82億円の合計112億円を受け取る。サキサグリプチンの日本発売後は、売上高に応じたロイヤルティも支払われる。
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