厚生労働省の「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」は3日、新たに国内導入を促す品目として、▽心室中隔欠損症(VSD)閉鎖用の医療機器▽装着型体外式除細動器▽冷凍凝固カテーテルアブレーションシステム――の3件を選定した。これにより、早期導入の対象品目は57件となった。
セント・ジュード・メディカルが輸入するVSD閉鎖用の医療機器は、心室中隔下位に位置する筋性部欠損の心室中隔欠損症に対し、経皮的に閉鎖栓を留置し、患者の動脈を閉鎖する治療に用いる。特に、全身状態が悪く、人工心肺装置を用いた外科的閉鎖術が高リスクのVSDに使用する。
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