ツルハホールディングスは、前期に新規80店舗を出店し、4月末には札幌市内に開設した店舗でグループ1000店舗を達成するなど、ドミナント戦略に基づく地域集中出店を推進している。今期(2013年5月期)も新規出店91店舗(閉店14)を計画するなど、積極的な出店をスタートさせている。一方、海外では昨年12月に、タイに設立したドラッグストア事業運営の合弁会社を通じ、海外1号店を今月オープンする予定。今後2年間(14年5月期まで)で、タイ国内に10店舗(バンコク市内5店舗、シラチャ地区5店舗)を計画しており、日本と同様にタイにおいても「地域集中出店による早期ドミナント展開を図っていきたい」(鶴羽樹社長)とする。
前期(11年5月16日~12年5月15日)連結業績は、売上高が前期比7・1%増の3209億6900万円、営業利益は20・9%増の190億6700万円、経常利益は20・7%増の199億4800万円、当期純利益は34・4%増の105億9400万円と、増収増益の好調な決算となった。新規出店は80店(退店22)で、期末時点でのグループ店舗数は1008店舗。
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