政府の医療イノベーション5カ年戦略策定を受けて厚生労働省は、重点課題となっている癌治療薬の創出、再生医療の実用化に向け、関係課長によるタスクフォース(TF)をそれぞれ設け、今夏の概算要求も視野に入れ、内閣官房の医療イノベーション推進室などと連携しながら、具体的な推進方策を検討する。癌治療薬をめぐっては、民主党の提言を踏まえ、いわゆる“コンパッショネートユース”制度の構築や、医薬品医療機器総合機構の財政基盤強化もテーマに取り上げる。小宮山厚労相が主催する省内の推進本部が6日に方針を確認した。
癌治療薬の創出を推進するTFは、健康局がん対策・健康増進課長をリーダーに編成する。
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