政府は11日、2020年までのライフ、グリーン分野の成長戦略などを盛り込んだ「日本再生戦略」の原案を公表した。ライフ分野では、医薬基盤研究所を中心に構成する創薬支援ネットワークについて、15年までに支援対象の検討シーズ数を累積で100件とすることや、個人の医療・健康情報を電子的に管理し、活用する「どこでもMY病院」構想の実現に向け、15年度までに全国の薬局の30%以上で「お薬手帳」の電子的情報を提供可能にするなどの数値目標を掲げている。
「ライフ成長戦略」では、20年度までに医療・介護・健康関連サービスにおいて約50兆円の新市場、284万人の新規雇用を創出することを目標に掲げた。このうち、医薬品・医療機器の創出、再生医療や個別化医療の推進などによって、1・7兆円の経済波及効果と3万人の新規雇用を生み出すとしている。
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