日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は9月1日に、東京有楽町の東京国際フォーラムで「セルフメディケーションフォーラム」を開催する。同所で開かれる第53回日本人間ドック学会学術大会とのタイアップ開催で、厚生労働省や日本薬剤師会、日本薬局協励会などが後援の予定。
同フォーラムのテーマは「いま、求められているセルフメディケーションの推進とは何か―現行医療制度の鉄壁の小さな穴から何が見えるか」で、約200人の参加を見込んでいる(無料、事前登録制)
このうち基調講演は、「セルフメディケーションとは何か―その必要性と可能性」について、医療費および医療費負担軽減、生活者・老人・家族・地域、医療提供者などのサイドからの講演を予定。また、パネルディスカッションも「セルフメディケーション推進の可能性と実現のための活動」をテーマに、国会議員、行政、医師、薬剤師、生活者代表、OTCメーカー、ドラッグストア関係者などをパネリストに迎える予定。
JACDSでは、これまでも推進事業を行ってきたが、「セルフメディケーションに関して、一般消費者の認知度がなかなか上がらないということで、何が必要なのかということを様々な人に集まってもらい議論してもらう。今回のフォーラムをキックオフのフォーラムと位置づけ、国会議員、行政、医師、薬剤師、生活者、OTCメーカー、ドラッグストア関係者、それぞれが何をすべきかを明らかにする。それを今後まとめていき、来年3月のJAPANドラッグストアショー、あるいは4月に結論という形で発表したい」(宗像守事務総長)としている。