大正製薬では、医薬品の開発で培ったノウハウを生かし、科学的根拠に基づいて開発された特定保健用食品などを、健康ケアブランド「Livita」(Life Vitality Support、リビタ)として展開している。同社が初めて特定保健用食品(トクホ)事業に参入したのは2002年で、今年で10年を迎えるが、先月には体脂肪や中性脂肪が気になる人に向けた「リビタ」ブランドの新製品2品が加わり、特定健診の各診断項目に対応した製品シリーズが充実を見せている。同社では、薬局・薬店の店頭において生活習慣病予防におけるトクホ活用の利点、上手に生活に取り入れる工夫や継続利用のポイントなどを訴求してもらうことで、さらなる生活者の“セルフメディケーションサポート”につなげていきたい考え。
大正製薬では02年3月、コレステロールの吸収を抑える成分を配合した飲料「コレスケア」を発売し、トクホ分野に新規参入した。翌03年2月には、2製品目のトクホとして、食後の血糖値上昇を穏やかにする「グルコケア」を発売すると共に、新たな健康ケアブランド「リビタ」を立ち上げた。
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