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海外大手製薬企業12年上半期決算‐大型製品の特許切れ直撃

2012年08月09日 (木)

アストラゼネカは二桁減収

 海外大手製薬企業の2012年上半期決算が出揃った。米国勢・欧州勢の各社は、世界的な主力製品の特許切れ影響が拡大し、軒並み減収となった。特にアストラゼネカは、大型製品の特許切れが相次ぎ、二桁の減収と最も影響を受けた。前年同期に好調だったノバルティス、イーライリリー、ブリストル・マイヤーズ・スクイブの各社も減収に転じ、特許切れがもたらす影響の大きさが鮮明に表れた決算となった。

米ファイザー

 米ファイザーは、主力の高脂血症治療薬「リピトール」の特許切れが響き、売上高は前年同期比8%減の299億4200万ドルとなった。


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