医薬品卸事業者が医療機関や薬局へ納入する医療用医薬品の6月取引分の価格妥結状況を厚生労働省が取りまとめた。妥結率は医療機関が33・3%、薬局が17・0%、総合計が24・6%で、今回と同様に薬価改定1年目の2年前の6月と概ね同程度の低水準にとどまった。同省医政局経済課は「良い状態ではない」とし、半年を超える長期未妥結の解消に向けて「9月までに(妥結が)進むことに期待している」としている。
医療機関の妥結率は、病院が22・8%で、このうち200床以上は21・6%、その他は26・4%となっている。
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