◆東京都は昨年11月に約7000人を対象として行った都民の生活実態と意識に関する調査結果(速報)を発表した。就業状況や世帯収入、保健医療分野のほか子育て支援などの意識も聞いているが、注目したいのが日常生活の悩みやストレスに関する項目だ
◆日常生活で悩みやストレスが「ある」と回答した人は6割にも達した。その原因として最も多かったのが「自分の仕事」であり、家計収入や借金などの金銭面、他人との人間関係、自分の病気や介護といった原因を大きく上回った
◆今年に入り、一般用睡眠改善薬の新発売が相次いでいる。ストレス等でなかなか寝つけない、睡眠が浅く熟睡できないといったニーズを捉え、睡眠改善薬の市場は着実に成長している。最近では神経を鎮めるといわれるGABA(γ‐アミノ酪酸)含有サプリメントや菓子類も注目されている
◆前記の調査では、悩みやストレスの相談先がないという回答も多かった。薬局、ドラッグストアとしては製品提案を通じて「ストレス対策」をアピールしていくことも、差別化の大きな要素になるのではないか。
ドラッグストアでストレス対策
2007年04月16日 (月)
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