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【MR支援ツール&サービス】イー・コミュニケーションズ

2012年9月19日 (水)

企業理念教育を強力に支援‐CBTで浸透度を可視化

佐藤氏

 インターネット試験などのシステム開発を手がけるイー・コミュニケーションズは、MRの能力開発に向けた社内検定試験サービスとして、企業理念の浸透度を測る「ビジョン検定」を提案している。紙の試験に代わり定着してきた、効率的にコンピュータを使った試験形式であるCBTシステムを通じて、理念やコンプライアンスのような指標化が難しい項目について評価を行い、組織での問題点の洗い出しや経営と現場の価値観共有を図る。MRの中から、将来的な幹部候補を登用していくためのツールとしても訴求したい考えだ。自社の求めるMR像に向け、MR継続教育で企業理念教育を取り入れる動きが進む中、佐藤信也社長は、「ビジョン検定をMRの新たな評価軸にしたい」と意欲を示している。

 同社は、2000年に設立し、英語検定試験「TOEIC」のインターネット受付システムを皮切りに、多くの教育機関でシステム開発・運用を手がけてきた。04年にはCBTシステムを構築し、リクルートなどの社内資格試験や大学薬学部の共用試験で導入事例がある。最近では製薬企業に向けてもCBTシステムの導入事例が増えてきており、MRの継続教育や一斉テストでの活用で多く用いられている。

 現在、MRを取り巻く環境は厳しく、高度な医療知識に加え、倫理観やコミュニケーションスキルなど幅広い能力が求められてきている。こうした中、同社は、「測る」「伸ばす」「見える」の三つのスローガンをもとに、あらゆる評価項目について、客観的に能力を数値化できる試験の開発ノウハウを強みとしている。佐藤氏は、「社内教育のアセスメントの部分で数値化でき、効率的にCBT試験を実施できる運用体制がある」と自信を示す。

 今後、製薬企業に対して、新たなMRの評価軸として提案していきたいのが、経営理念の定着化を図る「ビジョン検定」である。

 ビジョン検定は、MRに対して経営理念の理解度・実践度を測定して定着化を促すのを狙いとしたもの。製薬企業が掲げる経営理念には、経営ビジョン、事業ビジョン、行動規範などの指標がある一方、現場のMRにそのメッセージがきちんと伝わらずに、自社が求めるMR像との乖離が生じるケースもある。現場と経営が一体となった事業運営が喫緊の課題とも言える。

 イー・コミュニケーションズでは、経営理念をもとに現場側と経営側が共有すべき価値観を抽出し、試験問題を作成した後、CBTシステムによる一斉配信で試験を実施するサービスを提供している。その試験結果を分析することで、組織別や年次別での定着状況を可視化でき、今後の対策を考えることができる。既に数社から引き合いがきているという。

 佐藤氏は、「経営理念には言語化されているものと、言語化されていないものがある。われわれが経営と現場の間に入ることで、顧客や組織に対する考え方や今後の事業展開に向けて必要な価値観の共有をサポートしていきたい」と話す。実際、社員が主体となってビジョン検定の問題作成プロジェクトを組む製薬企業も出てくるなど新たな動きも生まれてきているという。

 新薬が枯渇する時代を迎え、MR教育の重要性が叫ばれる中、イー・コミュニケーションズでは、ビジョン検定を新たなMRの評価軸として訴求していく。佐藤氏は、「人材のポートフォリオをつくっていくためには、経営者意識を持ったMRを育てていく必要がある。そこに多種多様なテストを開発してきたわれわれの知見が生かせる」と自信を見せる。

イー・コミュニケーションズ
http://www.e-coms.co.jp




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