
雀部理事長(右)と棚橋学長
古くから国際貿易の拠点として発展し、国際都市として名を馳せる神戸。その神戸の地で、「薬学を通じて社会に貢献する人材の育成」を創学の精神に創立された神戸薬科大学が創立80周年を迎えた。
神戸薬科大学は、1930(昭和5)年に設立された神戸女子薬学校をその母体としているが、神戸女子薬学専門学校となった32(昭和7)年を創立の年としている。創立以後同校は、第2次世界大戦や阪神大震災など幾度もの校難を乗り越え、その時々の社会背景に的確に対応しながら、現在の男女共学の神戸薬科大学へと発展を遂げていった。薬学教育6年制となった昨今においては、「創学の精神」「大学の理念」を基盤に、高度な薬学の知識と技能、医療人としての高い倫理観を身につけた薬剤師、薬のスペシャリストの養成に尽力している。創立80周年を迎えてさらなる飛躍を目指す同大学理事長の雀部昌吾氏、学長の棚橋孝雄氏に、薬学教育への取り組みや将来展望を聞いた。
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