帝人は、再生医療の研究開発を加速させる。今年度からスタートした中期ビジョンを背景に、医薬品や医療機器などのヘルスケア技術と素材技術を融合し、新規市場開拓を狙う。現在、細胞医薬品や組織修復材など4製品の開発が進行中で、2020年には再生医療と組織修復材料分野で売上高150億円の達成を目指す。技術戦略室担当部長の牛島理氏は、「再生医療で、帝人の新しい事業領域を作りたい」と意気込みを語る。
技術融合し新規領域開拓へ
同社は、中長期ビジョンでナノ材料やポリマー等の素材技術とヘルスケア技術を統合した融合領域を重点分野に位置づけており、再生医療や組織修復材、DDS基材、医療機器材料等の開発により、新規市場開拓を目指す。
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