厚生労働省が9月28日付で承認した新医薬品では、嚢胞性線維症の緑膿菌感染症治療薬「トービイ」、悪性軟部腫瘍治療薬「ヴォトリエント」、ドラベ症候群治療薬「ディアコミット」、尿素サイクル異常症治療薬「ブフェニール」など、患者数が極めて少ない希少疾患治療薬が相次いで登場した。
◇シーブリ吸入用カプセル=ノバルティスファーマ
「シーブリ吸入用カプセル50μg」(一般名:グリコピロニウム臭化物)は、ノバルティスが英ベクチュラ社とそーせいから導入した長時間作用性抗コリン薬。専用吸入器「ブリーズヘラー」を用いて吸入する。今回、COPDの適応で世界に先駆けて承認を取得した。1日1回の吸入で24時間効果が持続する。
◇アイリーア硝子体内注射液=バイエル薬品
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