クラシエ薬品は、漢方薬市場の動向や今年売上を伸ばした注目の漢方薬をまとめた「KAMPOOFTHEYEAR2025」(漢方オブザイヤー)を発表した。それによると、今年最も伸長率の高かった漢方薬は、昨年に引き続き「麻杏甘石湯」だった。また、25年の漢方トレンドとして「夏の記録的な猛暑と降水量不足が漢方薬ニーズにも影響」「SNSを通じて若年層にも広がる漢方薬活用」を挙げた。
漢方オブザイヤーによると、薬局やドラッグストアで販売される一般用漢方薬市場は近年、微増・横ばい傾向にあり、医療用漢方薬市場は直近6カ年拡大傾向が続いている。一般用の25年市場見込みは712億円(24年は712億円)で、医療用の25年市場見込みは2320億円(24年は2188億円)とした。
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