
北米で建設中の工場(10月撮影)
協和キリンは、バイオ医薬品の治験薬生産の加速に取り組む。日米の製造拠点を構築し、初期開発から後期開発段階への生産体制を自社内に2027年までに整えることで、新薬開発のスピードアップを図る。初期開発段階では既に着手し、群馬県の高崎工場に竣工したバイオ原薬製造棟(HB7棟)の4月の稼働に合わせ、治験薬製造にかかる生産技術開発の前倒しを始めた。これにより、研究から臨床試験開始まで2年程度の短縮を目指す。
この新たな治験薬生産体制は、研究部門と生産部門の連携・効率化に加え、高崎工場に竣工したHB7棟と、同社初の海外製造拠点として27年竣工を目指し米国・ノースカロライナ州に建設中のサンフォード工場との連携により、実現を図る。
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