厚生労働省は18日の社会保障審議会医療保険部会で、医療保険制度改革に関する9月からの議論の整理案を示した。長期収載品の選定療養における患者負担を現在の長期収載品と後発品の価格差の「4分の1」から「2分の1以上」に引き上げるよう求めた一方、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しについては、詳細を与党内で調整中のため記載しなかった。未記載の内容も含め、次回会合で修正案を提示する考え。
患者の希望により長期収載品を使用する場合に、長期収載品と後発品の価格差の25%相当を患者負担とする長期収載品の選定療養の見直しについては、後発品の供給状況や患者負担の変化にも配慮しつつ、患者負担の水準を価格差の50%以上に引き上げる方向で検討すべきとした。
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