第45回日本薬剤師会学術大会が「未来を奏でる薬剤師響奏曲~その職能は新たなステージへ~」をテーマに7、8の2日間、浜松市で開かれた。昨年の宮城大会は東日本大震災によって中止されたため、2年ぶりの開催となった。6年制薬学教育を経た薬剤師が今春に初めて誕生し、薬剤師の職能が新たに花開こうとしている。全国から約7300人以上が参加し、在宅医療、服薬指導など、薬剤師を取り巻く様々な課題について14分科会、524題の一般演題を中心に討議を繰り広げた。
7日の開会式であいさつした児玉孝日薬会長は「2025年の超高齢少子社会という大きな人口構造の変化に向かって、様々な社会保障制度改革が行われようとしている。薬剤師はそのステージに向かっていろいろな努力を行うことが求められ、社会からも期待が寄せられている」と強調。チーム医療、在宅医療、病棟業務など様々なテーマがあるとし、国民や社会の期待に応えるべく、全ての薬剤師がしっかりとした業務に取り組む必要があると呼びかけた。
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