日本製薬工業協会が5日、「革新的医薬品の創出に向けて」をテーマに第24回政策セミナーを都内で開催した。松本洋一郎内閣官房医療イノベーション推進室長をはじめ、行政から三浦公嗣厚生労働省技術総括審議官、アカデミアから長野哲雄東京大学創薬オープンイノベーションセンター長、産業界から手代木功製薬協会長が登壇。人材の育成・確保が医療イノベーションの実現に不可欠との認識を共有した。
産学官伴走で海外に勝つ‐仮想大規模病院形成も焦点
冒頭、松本氏が基調講演し、創薬支援ネットワークについて、開発段階に応じてアカデミアから産業界へと主体が移っていく“リニア型”の連携を、早期から開発シーズ、基盤技術の両面で連携しながらライセンスアウトを目指す“伴走型”へ進化させたい考えを示した。
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