民主党の仙谷由人副代表は25日、医療経済フォーラム・ジャパンが「医療保険改革」をテーマに都内で開いた公開シンポジウムで、「(医療費の)窓口負担は増えてもやむを得ない。そうしない限り現在の医療水準は維持できない」と発言した。
仙谷氏は、主治医から検査結果の説明を受けた際、210円の自己負担額で済んだ経験から、「医師の技術に対する評価が世間離れしている」とした上で、診療報酬について「上がらない方がいいという常識が通用しているのが問題」とし、「窓口負担や全体の診療報酬が2~3割上がっても、この医療水準なら国民は納得できると思っている」との認識を示した。
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