医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、薬事戦略相談の取り組みを強化し、対面助言の件数を増やすためテコ入れを図る。政府の日本再生戦略では、2015年度までに対面助言125件(年間)の実施が目標に位置づけられたが、9月までの累計件数が45件にとどまっていることから、PMDAは一層のPR充実、事前面談後のきめ細かいフォローアップ、相談者のニーズに応じたサービス提供などに取り組み、対面助言件数の増加につなげる。
薬事戦略相談は、日本発の革新的医薬品・医療機器の創出に向け、有望なシーズを発見した大学・研究機関、ベンチャー企業等を対象に、初期段階から開発戦略の相談・指導を行う事業で、昨年7月に開始した。ただ、今年9月までの累計件数を見ると、事前相談を実施した251件のうち、対面助言に進んだのは45件にとどまった。ただ、日本再生戦略では、15年度までに年125件の対面助言を実施する目標が打ち出されている。
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