奈良県は、18日午前10時から橿原市の奈良県立医科大学大講堂で「漢方薬シンポジウム2012」を開催する。伝統ある漢方薬や生薬と最新の情報通信技術(ICT)を利用した具体的な取り組みを紹介し、今後の健やかな生活や優れた医療のあり方を考える。参加費は無料。
講演は「ICT時代の漢方の活用」=渡辺賢治氏(慶應義塾大学准教授)、「ICTを利用したヘルスケアマネージメントの推進」=城和貴氏(奈良女子大学教授)、梅田智広氏(奈良女子大学特任准教授)の2題。このほか「伝統あるモノと新しいモノで元気で長生きを実現」をテーマに、パネルディスカッションが行われる。
問い合わせは奈良県医療政策部薬務課(TEL0742・27・8673)まで。