大手スーパーの西友が登録販売者試験で虚偽の実務経験証明書を発行し、医薬品販売に関する1カ月80時間以上、1年以上の実務経験を満たしていない従業員に受験させていた疑いがあることが分かった。虚偽の実務経験証明書は、西友の従業員200人以上に発行したと見られており、厚生労働省や各都道府県は、事実関係の把握に乗り出した。
今回、西友による登録販売者試験の不正は、少なくとも数百人に上ることが予想され、同販売制度開始以来、最大規模になるものと見られる。各自治体では事実関係の実態を調査した上で、合格を取り消す方針。
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