日本病院薬剤師会中国四国ブロック会長会議が9日、松江市で開かれた。今春の診療報酬改定で新設された病棟薬剤業務実施加算の現況について、島根県や鳥取県では薬剤師の確保が難しく、同加算の算定施設は存在しないことが報告された。一方、他地域においては薬剤師を増員せず不十分な員数のまま同加算の算定に踏み切らざるを得ない状況があるとし、増員を前提にした「当初のコンセプトとは異なる」と危惧する声が上がった。
日病薬の北田光一会長に加え、同ブロック各県病薬会長が出席し、病院薬剤師を取り巻く諸問題を協議した。
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