日本薬剤師会の児玉孝会長は15日、定例会見で、大手スーパー・西友の登録販売者試験の不正受験問題について、「懸念していたことがやはり起こったかと思った」とコメントした。
新販売制度の環境整備などに関する厚生労働省検討会の委員を務めた経験を踏まえ、「受験の要件となる経験年数の確認が、職場の長というのはどうかと思っていたが、最終的に了承されてしまった。要件を遵守する必要性を認識し、遵守してもらう必要がある。登録販売者制度は専門家による安全性の担保、信頼性を確保するためのもの」と述べ、改めて関係者に対し法令遵守を求めた。
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