厚生労働省は27日、薬事・食品衛生審議会血液事業部会の献血推進調査会に、2013年度の献血推進計画案を示した。新たに高校生の初回献血時の方針を明確化したほか、昨年の東日本大震災を踏まえ、災害時に献血血液の製剤化に支障を来さないための設備を整備すること等を明記した。来月の血液事業部会で修正案を審議し、年明けに意見募集を行う予定。
13年度の献血推進計画案では、若年層の献血推進を重視する観点から、高校生の初回献血時の方針を明確化した。特に400mL全血採血に不安がある場合は、200mL全血採血を推進するなど、できる限り献血を経験してもらうことが重要とした。
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