厚生労働省統計情報部が27日に発表した2011年患者調査によると、調査日における推計患者数は、入院が前回(08年)より2万4000人少ない134万1000人、外来が51万7000人多い726万500人だった。人口10万対で見た受療率は、入院が1068で21ポイント減少、外来が5784で404ポイント増加した。入院患者数が前回より減少したのに対し、外来患者は増えており、入院から外来へのシフトがうかがえる。
調査は3年ごとに実施しており、11年は10月の指定した1日に無作為抽出した全国1万3423カ所の医療機関に入院、通院した約233万5000人をもとに、全国の推計値を算出した。東日本大震災で被害を受けた宮城県の3市2町と福島県は除いた。
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