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高価格帯歯磨きが好調な理由に学ぶ

2012年12月12日 (水)

◆景気低迷、消費の伸び悩みが続いている。食品や日用品、生活用品の低価格は今や“慣れっこ”というか、当たり前の感もある。最近も牛丼の価格競争が再び始まり、250円を下限に主要チェーンが鎬を削る。一庶民としては、食をめぐる低価格競争は大歓迎だ
◆生活必需品を扱うトイレタリーメーカーも、新たな生活習慣を提案する独自性の高い新製品に努める。しかし一方で、もともと単価の低い商材に加えて、店頭での激しい販売競争が続き、販売促進費の増加が利益面を圧迫している
◆オーラルケア分野では、相変わらずの低価格志向の一方で、高価格帯の商材も伸長する“2極化”が目立ってきた。業界大手のサンスターでは、好調な高価格帯歯磨きについて「ターゲット層に歯ぐきの気になる症状や商品特徴が確実に伝わる広告展開が奏功した結果」と分析する
◆「何となく歯ぐきが気になる、違和感を感じる」という訴求が、生活者の気づきを促す。これは生活習慣病も同様ではないか。OTC薬振興も“気づき”がヒントになるかもしれない。



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