第15回国際ジェネリック医薬品連盟(IGPA)年次総会が5、6の両日、京都市内で世界27の国や地域から約400人が参加して開かれた。総会スローガン「ジェネリック医薬品(GE薬)の使用による医療への貢献と医療保険制度の維持発展」を掲げ、GE薬市場を取り巻くグローバルな共通課題が話し合われた。その中で、いくつかのトピックスを紹介する。
GE薬学会、ロードマップ作成へ提言‐数量シェア分母を見直し
日本ジェネリック医薬品学会の武藤正樹代表理事(国際医療福祉大学大学院教授)は基調講演で、2012年3月末までのGE薬数量ベースシェア30%という政府目標以降の、新たなターゲットを決めるロードマップの作成が厚生労働省で進められているが、同学会として12年度以降、GE薬に置き換え可能(特許切れ医薬品)な市場のうち、15年度までに65%、17年度までに80%を目標にしていくよう提言する方針を示した。
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