総選挙とともに、慌ただしく年が暮れていった。今年は、診療報酬等の改定や薬学教育6年制のもとでの初の薬剤師が誕生するなど、新たなステージに昇るための基盤が築かれた1年だった。また、景気回復はおぼつかないものの、わが国の経済成長を図るため、医療分野に焦点を当てた国家的プロジェクトが打ち出された。恒例の薬業界10大ニュースを選んでみた。
- 診療報酬「病棟業務で加算新設」、調剤報酬「在宅医療にテコ入れ」
- 薬価改定、マイナス6%‐長期品は追加引き下げも
- 政府が創薬支援に本腰‐基盤研を司令塔役に抜擢
- “ポスト5カ年”スタート‐臨床研究の推進が焦点に
- 違法ドラッグ対策を強化‐指定薬物“包括”を導入
- 初の6年制薬剤師が誕生‐4分の3が“現場”に就職
- EPA製剤がスイッチ化‐販売サイドでは高い期待
- 続く調剤ポイント問題‐「原則禁止」もまだ混乱
- 登販者試験不正受験が発覚‐求められる法令遵守
- コンパニオン診断薬と同時承認‐「ザーコリ」「ポテリジオ」が登場
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