日本薬業政治連盟の熊倉貞武会長は、今回の衆議院議員総選挙について、民主大敗は国民の政権に対する批判が招いた結果と総括した上で、夏の参議院選挙では、「薬業界に関係の深い議員・候補者を中心に支援していきたい」との考えを示した。薬政連会長を18年間務めている熊倉氏には、これからも熟知した自民党の政権下において、薬業関係の懸案に対する強力なバックアップを導く手腕が大いに期待されている。
「太い絆」最大限に生かす
薬政連が重点候補として支援した(推薦は各支部の判断)自民党立候補者二十数人は全員当選したが、このような事態は初めてのことだという。薬剤師候補としては松本純(神奈川1区)、渡嘉敷奈緒美(大阪7区)の2氏が当選した。逆に民主党議員は支援した5人中2人が当選したにとどまった。
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